【ブラックバスTHEコラム】敵を知り、己を知れば、百戦危うからず②


敵を知り、己を知れば、百戦危うからず

前回は、敵を知ることについての①、ブラックバスの生態を知ることについて述べさせてもらった。勝手な仮説も織り交ぜて、勝手な解釈をさせてもらった。ブラックバスの生態を詳しく知ることで、自身の戦術に活かし、釣果を伸ばしていきたい。

今回は、敵を知ることその②、釣り場の状況を知ることについてである。

釣り場の状況を知ることは、戦術=ルアーやタックルチョイスに大きく影響してくると筆者は考えている。ある意味、ブラックバスの生態を知ることよりも先決だ。

釣り場の状況とは、天候・水質・ベイト・地形など、普段から意識しているような内容ではあるが、バス釣りにおいて、よく言われている定説についてのサイエンスを知っていこうと思う。



●風が吹けば巻き

風が吹けば、スピナーベイトやプラグを巻いたほうが釣れるという定説だ。調べたところ、これは間違いないと判断できる。風が起こす水中への影響に理由があるようだ。

影響① 水中の溶存酸素量増加

風で水が掻き回されると水中の溶存酸素量が増加する。水中の酸素量が多いとバスの活性は高くなる。

影響② 水温の変化

風で水が掻き回されることにより、水温に変化が生じる。気温よりも水温が低ければ、水温は上昇。逆ならば、水温は低下する。となれば、初春や初秋は、風が良い影響力を発揮すると言えるだろう。

影響③ 流れ

風が吹くと当然カレント(流れ)が発生する。ベイトも風によってシャローに流され、集まってくるので陸っぱりにとってはチャンスと言える。

その他、ルアーが見えにくくなるという話もあるが、個人的にはあまり論理的でないと思う。その点、上記3つは、論理的だ。

 ●朝マヅメと夕マヅメ

これもよく釣れるという定説。筆者も早起きは苦手だが、たまに徹夜で早朝から出掛ける。

影響① 水温

朝は、太陽が昇るにつれて水温が上昇。夕方は太陽が沈みかけて、水温が低下。これが、ベイトの動きを活発化させ、フィッシュイーターも活性が高くなると言われている。となると、日中の温度が高い夏場は、朝夕が他の季節よりも効果的となる。逆に温度の低い冬場は、日中のほうが釣りやすいということだろう。

影響② 人的プレッシャー

早朝・夕方ともに人の気配がない。魚の警戒心が薄い時間帯であることが言える。若干抽象的ではあるが、ほぼ間違いなく関係しているだろう。

●濁りがあれば釣果が上がる

「濁り」は大きな釣果をもたらす要素である。実際に釣行に行っても感じることが多い。当然、濁り具合の程度によるが、土砂濁りのような劣悪な濁り以外は、釣果に悪い影響を与えるものではないことは確かである。科学的に見てみる。

影響① 見えない

「見えない」ということは、魚にとって隠れる場所が増えるということである。もともと、居着き型のフィッシュイーターであるバスは身を潜めておいてベイトを捕食する。濁りによって身を潜める場所が多くなるということは、バスの捕食領域が広がるということにもなり、よく釣れだすらしい。

しかもその時のバスはルアーが見えていない可能性が高い。視覚によるバイトではなく、バスの体の一部である「側線」により音(振動)を感知してバイトしている可能性が高いのである。目立つルアーを使用するにこしたことはないが、カラーよりも重要なのは「音」(振動)ということになる。バスも濁りでルアーが見えなくなっているので、よりハイアピールなルアーが必須となる。



と、このように、科学的な側面で研究すると、釣り場の状況から釣果を上げるヒントが見つかってくるに違いない。他にも釣りに関する定説は色々あるので、詳しく調べたうえで、バスの生態と組み合わせて戦略を練ってほしいと思う。

釣り場の状況を知る+ブラックバスの生態を知る=敵を知る

釣果を確実なものにしていく為に、個人的には実践していきたい事柄である。まだまだ未熟ではあるが、ロジカルフィッシングを提唱していきたい。

 



 

 

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